収入は一つの蛇口では厳しくなってきた世の中、何か始めようと思っている人は多いでしょう。そこで選択肢の一つになってくるとされているのが株取引です。参入ハードルは低いものの、市場では初心者からプロまで、同じ土俵で戦っています。初心者が大きな損を出す前に知っておきたい基本をお伝えします。

低位株・ボロ株とは?低位株の見つけ方

低位株は10万円以下という少額資金での取引が出来て、1株500円以下の銘柄を指しており、低位株ならば資金が小さくても参加可能です。
株価100円に満たない低位株をボロ株と表現しますが、ボロ株は業績に問題を抱えている会社ですから、倒産リスクも抱えた銘柄と言えます。
少額で取引出来る為に参加のハードルが低く、投資家が集まりやすく値動きが激しくなる傾向もあります。

わずかな値動きでも大きく利益を得られる可能性があり、1円の値動きでも100円の銘柄なら1%の変動率ですから、積極的に低位株やボロ株に投資している方も多いです。
銘柄を探したい時は専用検索ページを利用すると効率が良く、銘柄スクリーニングサイトを利用すると様々な条件設定をした見つけ方が可能になります。
銘柄価格や前日比等の検索条件を指定すればランキング順に表示されますから、そこから気に入った銘柄を調べるのは効率の良い見つけ方です。

いくつかのポイントを押さえた選び方が有効で、基本としてはPER10倍未満のものを検索し、その銘柄の中から上昇する余地を考慮して値段が低い順に確認します。
PERは株の値段が割安か割高か判断出来る株価収益率という指標ですから、良いものを安く購入するのは市場において重要であり、ここは投資家なら必ずチェックしたい項目です。
現在の銘柄価格が1株あたりの純利益の何倍になっているか示しており、1倍を割れていれば銘柄価格が純資産を上回った状態と言えます。

一般的にはPER15倍を基準として、それよりも高いならば割高、低ければ割安と判断される場合が多く、割安時に購入してPERが高く上昇したタイミングで売る事に成功すれば利益に繋がりやすいです。
こうした重要指標であるPERの数値をチェックした上で、その中から営業キャッシュフロー、営業利益がプラスになっていて、利益剰余金や現金同等物が大きく、株主持ち分比率が高いものが安全と言えます。

低位株には大きい値動き、ワケあり、流動性に特徴あり

低位株の特徴としては、値動きが大きく、業績悪化している会社が含まれ、流動性が無いという3点が挙がります。
値動きの大きさという点に関しては、僅かな材料ですら大きく高騰する可能性がありますが、逆に言えば暴落しやすいリスクも抱えているものです。
業績悪化して上場廃止リスクを抱えた銘柄も多く、基本的には人気が無いですから出来高が少なくて、売却したい時に売れない可能性も抱えています。

こうした特徴を見てみると、ワケありな低位株には手を出さない方が良いと感じますが、元の値段が小さい株ですから数円動くだけでも大きな上昇率を見せ、大きく化ける可能性も秘めているのです。
普段はワケありで流動性も無い株ですが、少しでも材料があれば株価に与える影響が大きく、短期間で大きな値上がりを期待出来ます。
上昇余地は非常に大きいですが、下落余地はあまり残されていない株であり、上場廃止になっても良い考えで投資する方が多く、余剰資金で複数の低位株を扱う投資家はいます。

普段は動きが無くても短期間で何割、もしくは何倍も上昇する可能性がありますが、ストップ高銘柄を掴めた場合は、初日の2倍程度まで上昇するのがひとつの目安です。
低位株の上昇は長く続かない特徴がありますから、ストップ高等で急上昇すれば利益確定させて、元の値段に落ちてきてから再度購入が有効と言えます。
上値を深追いせずに短期で利益確定していくのが低位株を扱う時のコツであり、流動性が大型株とは特徴が違うものです。

株は大きな変動で投資家に損害を与えすぎないように値幅制限がありますから、低位株はすぐにストップ高やストップ安になって変動が止まります。
ストップ高やストップ安による変動停止で、売りたい時に売れない場合も多く注意が必要です。