収入は一つの蛇口では厳しくなってきた世の中、何か始めようと思っている人は多いでしょう。そこで選択肢の一つになってくるとされているのが株取引です。参入ハードルは低いものの、市場では初心者からプロまで、同じ土俵で戦っています。初心者が大きな損を出す前に知っておきたい基本をお伝えします。

株の初心者は投資顧問会社を利用するという手もあり

株価予想するビジネスマン達

株式投資で収益をあげるには、正確で質のよい情報を入手することがポイントになります。
株に特化した新聞や株価予想サイトなどインターネット上にも情報が溢れていますので、個人で情報収集することは可能です。
しかし、初心者にとっては自分に有益な情報を正確にかつ迅速に探し出すことは難易度が高いだけでなく、時間も多く取られます。
しかも手間ひまかけて情報収集しても、必ずしも利益が出るとは限りません。

そこで情報収集やトレードに慣れていない初心者には、投資顧問会社を利用するという方法もあります。
投資顧問会社とは、顧客が投資を行う上で必要な情報提供や助言を行ったり、投資を任されることによって対価を得る企業のことで、個人投資家向けには主に助言業務が行われています。
投資対象は株や債券などの有価証券や、日経平均先物やオプション、スワップなどのデリバティブ取引など広範囲にわたり、百戦錬磨のアナリスト達が顧客のニーズに合わせて実際に銘柄の選定や分析を行っています。
そこから得られる情報は高品質なものが見込めます。

テレビや新聞、インターネットからも投資の判断材料となる情報は得られますが、それは既に一般社会に知れ渡っている事柄なので情報としては古く、その時点で既に株価に反映されています。
株取引、特に短期間に収益をあげるタイプのトレードは、これらの銘柄情報が世の中に出回る前に掴まなければ成功しませんが、初心者がその情報を入手するのは困難です。
それゆえ、プロ集団である投資顧問会社を利用することは有効な手段と言えますし、その情報に触れることによって相場に対する目も養われます。

投資顧問会社といえば、ネット上でやたら派手な広告を出し胡散臭いイメージもありますが、実際に悪質な業者も存在しますので、会社選びは慎重に行わなければなりません。
投資顧問会社が助言業務や一任業務を行うには、金融商品取引法に基づいて財務局へ登録をする必要があり、正規に登録された業者には「金商取引番号」が与えられます。
業者を選ぶ時には、この金商取引番号が明記されているかどうか、またその番号が正しいかどうかを調べておく事が大切です。
許可を受けている業者は、金融庁のホームページに掲載されている「金融商品取引業者登録一覧」で確認することができます。

得意なトレードスタイルが投資顧問会社で違う

一口に投資顧問会社と言ってもたくさんありすぎて、一体どこにすればよいのか判断が難しいものです。
会社によってそれぞれ得意分野が違いますし、提供しているサービス内容もさまざまですが、的確な情報を得るためには、自分に合った会社を選ばなければなりません。
それにはまず、自分の投資経験やトレードスタイル、求めている情報を整理しておくことが必要です。

トレードスタイルは主に4種類あります。
短期で利益を出せる銘柄の情報提供を行っているところが多いですが、中には中長期に強いところもあります。

  • スキャルピング(長短期売買)
  • デイトレード(短期売買)
  • スイングトレード(短期中期売買)
  • ポジショントレード(中長期売買)

また株など自分が投資している対象に対して受けられる情報や、相談に対する助言方法などのサポート体制が充実しているかどうか、銘柄関係以外の投資に役に立ちそうな情報の量や質などが業者を選ぶ判断材料になります。
多くの会社は、無料登録後に推奨銘柄の情報提供をしてくれます。
中には自分が既に保有している株の相談に対して助言してくれたり、期間限定で有料会員と同じサービスを受けられるところもありるので事前によく調べておくことが大切です。

有料会員向けのメニューも公開されているところが多いので、契約後に受けられるサービス内容も確認することができます。
初心者であれば、相談に対する対応が親切丁寧で分かりやすくサポートしてくれる方が安心して利用できるので、気になる業者があればまず無料登録をしてサービス内容を体験してみると、自分との相性を確認することができます。
投資顧問会社との契約料は決して安価ではないので、自分の投資スタイル、投資資金なども踏まえて慎重に選定し、契約後はサービスをフルに活用して利益を上げられることが理想的と言えます。